妊娠中の寝違え症例


季節の変わり目などには寒暖差や気圧の変化による寝違えやぎっくり、座骨神経痛でお悩みになられる方が増えてくる傾向にあります。


普段、腰痛や肩こり、偏頭痛などに悩まされておられる方に、痛みやつらさの増大がみられてしまいます。

本日ご紹介させていただく症例のお客様も、妊婦さんですが元々肩こりや偏頭痛に悩まれている方です。

24歳の妊婦さんで 妊娠21週、6ヶ月目に入られております。

先ほど申し上げました通り、K.M様は普段から肩こりや頭痛で悩まれているうえに、お仕事が事務仕事ということもあり、天候やお身体のバイオリズムの変化時に辛さが増大されてしまうようです。

妊婦さんだけでなくともパソコン業務は集中してくると、頭部が画面に近づく傾向にあるので頭部を支えるために、首、肩周りの筋肉が緊張してきます。

そのために過緊張を起こしてコリとなり痛み、辛さに変換されてきてしまいます。

肩首だけでなく、肩甲骨周りの背中の筋肉も緊張してくるので痛みなどは背中の方まで及んでしまうこともあるのですね。

K.M様もこのようなメカニズムで疲れがたまってしまった上に寒暖差、低気圧の影響、妊娠していることによるホルモンバランスの影響から寝違えを起こしている、とも考えられると思います。

K.M様は鍼治療、整体ともに初めてということなので鍼治療も細い鍼を使用しての鍼治療とさせていただきました。

妊婦さんでもありうつぶせはできないので横向きから施術を始めようとしたのですが、痛くて横向きにもなれないご様子でしたので、ベッドに座ったままで整体施術から開始いたしました。

まずは痛みの発生原因がどこなのかつきとめ、そこに関連する筋肉を緩める調整をしてまいります。

刺激に慣れていない状態でもあるため、グリグリ系の刺激はさけてポイントを押圧する抑制系の刺激を行いました。

10分ほどこういった抑制系の刺激をすると、横向きになれる程度には痛みが緩和されましたのでここから横向きで整体施術を再開です。

肩周りの関節を動かせる範囲で調整して、肩甲骨剥がし系の調整を続けます。

寝違えや頸椎神経根症状が出ておられる時は、脇の部分の刺激もかなり有効になることが多いのです。

これは脇の部分に神経や動脈が走っているので、これらを刺激して血流を良くして改善を見込めるように調整を致します。

K.M様も脇への調整を加えると楽になる感じがする、とのことでしたので短時間だけ調整をさせていただきました。その後に首、肩周りと肩甲骨周りの鍼治療を行います。

鍼治療時はつらい箇所、関連する箇所へ鍼を行い、そのまま10分ほど置きます。そうすると鍼の刺激により緊張した神経、筋肉が緩んでくるので楽になることが多いのですね。

K.M様の場合、施術開始前の痛みが10だとすると治療後は4まで減っているとのことでしたので刺激慣れしていないことも踏まえ、一回目の施術はこれにて終了といたしました。

この後、S.K様は計2回の施術で快方されましたので、寝違えの整体、鍼灸治療は卒業となりました。

2回でおさまったのは筋肉系由来であることと、施術のタイミングが良かったからかもしれません。

いずれにせよ、楽になられたようで私もホッとした次第でもあります。

お仕事はギリギリまで続けられるとのことなので、ちょっと心配でもありますが..。

無理をしないでいただけたらな、と思いながらお見送りさせていただきました。


妊婦さんの寝違え症状は意外に多くて、妊娠されているのにお仕事もされていて女性は大変な思いをされているんだな、と考えさせられます。

妊婦さんの寝違えだけでなく、腰痛や肩こり、頭痛などの整体、鍼灸治療もさせていただておりますので、お気軽にご相談ください。