36週目の逆子が改善した症例|灸とオイルマッサージの組みわせはおすすめです。


患者様情報

K.K様 30代前半 女性

症状とお悩み

主訴:逆子、冷え性、ストレス、腰痛


妊娠30週の時に検診にて逆子と診断されたそうなのですが、かかりつけの産婦人科医からは「逆子体操をしてください」と言われて、一生懸命四つん這い姿勢などを頑張ったけれど改善せずで、ネットで当院を探されてお灸を受けられることになりました。


すでに35週を過ぎていましたので、家から出るのも億劫で出張で来てくれるところを探していたそうです。担当の医師にもお灸を受けると伝えたところ、効果があるとは思えないけど受ける分にはいいですよ、とのことで早速調整開始です。


お体の状態

足先、腹部、臀部など冷えがひどくとても冷たい状態。お腹の張りも若干強めで気をつけているそうです。また妊娠以外の色々なメンタル疲労もあってストレスがマックス状態。そして腰も痛いと、満身創痍の状態です。


施術について:方針と実際の施術  

・姿勢は基本的に側臥位で行いました。


腰、お尻、お腹、足先を温めるのがまずは先決。カマヤミニスモークレスにて三陰交、至陰を基本にお灸。お灸もカマヤミニスモークレスだけではなく、棒灸にて腹部、臀部、腰部、頭部を温める。ただし頭部は温めすぎるとマイナスになることからポイント的に絞って施灸。


鍼は腰、三陰交近傍、背部とストレスと腰痛対策に調整を行います。腰部は腎兪、大腸兪にも鍼を行います。これは腰痛と自律神経調整と安産調整も同時に考慮した施術となります。


また今回は・メンタル疲労もかなり強く、それによる体の緊張からの冷えや筋肉のコリも見受けられる状態と判断。メンタル系、自律神経調整をも組み込んでいきます。



三陰交のお灸と鍼を同時に

三陰交へのお灸と同時に鍼も行います。鍼はツボのすぐ横に打ってあげてお灸の効果と鍼の効果の相乗効果を期待します。これは当院でもよく行う方法で、割と高い効果が望めます。特に数週が進んでしまわれた妊婦さんには行う時があります。


逆子に基本のツボへのお灸はほぼ必ず行う調整です。また同時に至陰へのお灸も行います。




腰部と臀部への鍼とお灸

腰痛もやや強いために骨盤周りの緊張を和らげる目的と痛み緩和目的で腰部への鍼も行っていきます。また今回は臀部痛もあるためと臀部の冷えが強いために灸頭鍼という、鍼の上にお灸をセットした調整も行なっていきました。灸頭鍼は鍼治療とお灸治療の同時施術が可能な理想的な調整法です。逆子や腰痛、冷え時に臀部、腰に行うことがあります。




ストレスと全身ほぐしのためのアロママッサージ

アロマセラピー、オイルマッサージもご希望でしたのでお灸と鍼施術後の最後にオイルマッサージを行いました。


アロマはお客様が普段から愛用されているオイルを使用してほしいとのことでしたので、お客様のオイルを使わさせていただきました。


逆子にもオイルマッサージは高い効果が期待できる当院では必須とも言える施術法として捉えております。一見リラクゼーション目的のみと見做されがちですが、オイルによるなめらかに施術可能な圧は、緊張した交感神経をほぐし、副交感神経を優位にしてくれる大切な調整法です。オイルは万能ですから癒しにも鼓舞刺激、抑制刺激、経絡反射調整と様々な調整法があります。


このようにお灸を多めにした調整を基本に、オイルも合わせた調整で週に二回、二週にわたって調整しましたので、合計4回で逆子が戻られました。


お客様がお気に入りのオイルを使用してのマッサージも承っております。当院で使用するオイルは無香料、無添加、無着色のオイルを使用しております。  


考察

逆子のお灸は定番ですが、効果が高く望めるからこそ定番であると思います。至陰はもちろん。背骨への棒灸による輻射熱を利用したお灸時に胎動が活発化していたのも印象的でした。ストレスが非常に高い場合は頭部や背骨へのお灸、マッサージはとてもよく動いて反応してくれます。もちろんその他にも胸部であったりと調整箇所は全身に及ぶことがります。


今回のK様は冷えとストレスが高かったことでの対応を含めた逆子調整が良かったのだと自負しております。


お断り:今回は36週目で戻ってくれましたが、36週となると極端に戻り率は下がります。基本的は34週を過ぎてしまうと下がる傾向であります。現に、当院でも35週を過ぎて逆子調整をさせて頂いても戻らなかった例ももちろんございます。


逆子調整は早ければ早いほいどよろしいので、早めに早めに受けられるようにされてくださいませ。

また当院はストレスが強めの妊婦さんの調整にも行なっております。子宮などの形状による影響以外ではお母さんのストレス疲労、不安といったメンタル疲労系の要素が血液循環を停滞さしてしまって、だるさ、冷え、むくみが引き金となった逆子も大いに考えられます。

逆子になられましたらすぐにご連絡を。お待ちしております。