渋谷で逆子のお灸、整体は当院へ。
東急東横線、井の頭線、山手線の渋谷駅エリアである渋谷、松濤、代官山、猿楽町、青山、神宮、原宿、代々木エリアへのマタニティケアの鍼灸と整体の出張を行なっております。代々木上原も出張エリアとなります。
当院が婦人科系臓器以外で逆子調整時に重視していること
冷えの具合
ストレス度合い
姿勢、骨盤のゆがみ具合
自律神経不調
心身疲労度合い
冷えも疲労度合いも自律神経が深く関わっている項目です。経験からいうと子宮などの構造的お悩み以外にはほとんどがストレスや冷えによる影響が強く、またそれらは自律神経の不調によってもたらされていることがとても多いこと。
これらの経験から当院では逆子改善プログラムでも「心身ケア・自律神経ケア」を最重要視しております。
逆子調整の症例
妊娠数週：30週
ご年齢：33歳
ご職業：アイリスト、アイデザイナー
主訴：逆子、肩こり、巻き肩、首コリ、デコルテ、頭痛、腰痛、むくみ、腕の疲れ、ストレス
お名前：A.N様
コース：マタニティ鍼灸＋マタニティ整体 120分
料金：初回 ¥12000 2回目以降 ¥16000
A.N様はマツエクを主に行われている妊婦様で、その職業柄、同じ姿勢を長時間保っていることによる腰痛と手先の細かい制御による首コリ、肩こり、肩甲骨のこりがとてもハンパがないほと緊張をされている女性の方です。また姿勢関連からデコルテ部位のこり、辛さもかなりの状態となっております。
お忙しいアイリスト様のようで、疲労度合いが積りに積もっている状態です。背中と肩の硬さは半端ではありません。当院の強揉みOKのブログ(その記事はこちら▶︎)をご覧くださり、ご連絡をいただいた次第でございます。
また逆子の鍼灸やほぐし、ボディケアを受けられることを担当の医師に許可を頂いてから当院へのご連絡がありました。
逆子のツボとは？
逆子のツボで有効とされているのは三陰交と至陰というツボです。いまはひと昔とは違い、マタニティ整体や鍼灸を行うエステサロンやボディケアサロンがかなり増えたのでご存知の方も多いかと思います。
三陰交
三陰交の役割 最もフェミニンなツボです。
三陰交は文字通り「三つの陰が交わる」ツボです。
三つの陰とは？
1.脾経
脾経は消化器系に関連するツボのラインです。
倉廩の官と言われ飲食物を管理していることを指します。
感情：思→心配事や悩みがあると食に影響が出やすい。不安や心配事などの感情が募ると影響が出やすいということになります。
影響される体の部位：消化器系
2.肝経
・将軍の官と言われ、全てを指揮している臓器とされています。生命力の維持、防御を担っている臓器
・感情：怒。怒りに関連があり、ストレスやイライラが募ると影響を受けやすいと言われています。怒りは肝を弱める傾向に。判断力、計画性、精神性など。
・影響される体の部位：筋肉、爪、目
3.腎経
・腎は「作強の官」と言われています。人が生活を営む上での活動的になるための元が保存されています。妊娠という生命を生み出す力の元、になっているために妊婦さんと腎は非常に深い関わりがあります。
・感情：「恐」と言われています。恐いことが多すぎると腎を痛めるということに。また細やかな作戦や前持っての防御などのためのエネルギーを持ち合わせています。例えばテストで赤点を取るのは「恐い」から勉強を頑張る、といったことになります。でもストレス社会の現代ではうまくいかずにこの腎が傷づけられてしまうことが非常に多くなりました。
・影響される肉体の部位：髪の毛、骨、耳、寒、冷え、生殖器、腰、胸部など。
この三つの陰はそれぞれが非常に重要で、この陰のバランスを保って妊娠、出産、育児が成り立っています。
この三つの陰を一つのツボで刺激できるのが「三陰交」ということになるのです。そのために非常に重要で、特に女性のためのフェミニンのツボであることから三陰交を調整するということは「フェミテック」ということになると言っても差し支えがないくらい、妊婦さん、女性のお身体、特に生殖器系に影響があるツボとなります。
至陰
至陰(しいん)は足の小指の爪の生え際の外側にあるツボで、所属する経絡は「膀胱経」になります。
膀胱経は陰陽でいうと陽にあたり、腎のツボと裏と表になっています。
このようにこの二つのツボは妊婦さんの逆子のお悩みだけではなく、不妊やPMS、冷え、産後の肥立ち、母乳関連、月経関連、活力、若々しさ、美容など広い範囲に影響を及ぼすツボになるために、女性のお悩みには調整しておきたいツボということになります。
逆子調整 マタニティ整体から
アイリストの妊婦さんへの逆子調整はまずは手技による足裏リフレから始めます。足裏から丁寧な刺激を送ることで、のちの鍼とお灸の効果をより一層確かなものえと誘ってくれる確率が高まります。
そのままふくらはぎへの調整も。また膝裏も欠かせない部位となります。
なぜ当院は鍼灸院なのに逆子治療に整体を取り入れているのか？
それは現代社会を生きる妊婦さんの環境は昔よりもかなり「複雑な疲労の入力」があるからに他なりません。
上記で述べたように逆子に大切なツボの多くは精神性や忍耐力、想像力など感情や根性論に近い部位を担っているツボでもあります。
そしてこれらのツボに影響が出る部位も筋肉や腰、胸部、生殖器関連など妊婦さんに深い関わりがある部位がほとんどです。
これらを考慮していくと逆子は冷えだけではなく、頑張りすぎや耐えすぎなことによる精神性、すなわちメンタル疲労に着目しなければならない、という考えに至ります。
これは当院での考えでありますが経験上、逆子の妊婦さんで子宮形状といった臓器の問題以外では、ストレスや頑張りすぎ、忙しすぎによる自律神経のバランスが崩れてしまっている妊婦さんが多いからです。
このことから遥か古来より続いている逆子、妊婦さん鍼灸に現代要素でもあるストレス緩和のための「癒し系、リラクゼーション系」を加えることは自然なことであって、むしろ当院では不可欠と考えております。
また腎は生殖器系に影響が強いということは、生殖器系を冷やさないこと、むしろ温める方向のフェミニンケアが実は必要となるのです。
これを盛んに行っているのが「よもぎ蒸し」というもの。よもぎ蒸しはエステやボディケアサロンで盛んに行われており、人気を博してます。また本来は国家資格を所持した施術者がお灸を用いて温活施術を行うのがの望ましいこととなります。そのための国家資格の「きゅう師」免許となります。
こう言ったことから冷えの原因の一つでもある「ストレス、自律神経疲労」のためのボディケアはリラックスする方向へ導く体の受容器官に作用し、脳が反応してお体の緊張がほぐれる、ということになるために推奨をしております。
マッサージや指圧などの刺激はそれらを感受する受容器官や脳に到達するための神経経路が実は細かく分類されているのです。こういった生理作用があることから様々な方法を行うことで、逆子改善の確率が高まることに期待が持てる、ということにつながります。
アイリスト様に対する逆子対策で行った施術は？
ボディケア
1.足裏リフレ、下肢全体
2.肘から手のひら、前腕部分のほぐし調整
3.肩先から二の腕、肘までの調整
4.横向きでの肩甲骨剥がし系
5.首コリ、乳突筋、デコルテほぐし
6.上向でのヘッドスパ
7.ヘッドスパから首コリ
鍼灸
1.三陰交、至陰へのお灸と鍼
2.手首周りへのお灸と鍼
3.側頭部への鍼
4.お腹、下腹部全体へのお灸
5.横向きで肩と背中、臀部へのお灸と鍼
6.棒灸、お灸でお腹などを温め
7.お灸と鍼で免疫関連の部位への施術
A.N様はコリも強く、しっかり目の刺激をお求めになれるほど疲労が深かったために調整部位、調整方法が多岐に渡りました。
でも最近の逆子妊婦さんへの調整はこのような感じになることが多く、それだけにメンタルも含めて疲労度合いが強くなっているように感じます。
調整結果は？
少し回数がかかり、3回目の施術の夜にぐるっと回転されたとのことです。そして検診でも
戻っていたとのことでした。
逆子調整は完全に戻るというお約束ができるものではありませんが、行っておいた方が戻る確率は高まります。
このように当院ではお体の姿勢のバランスを内臓やゆがみ、疲労度合い、メンタル疲労、自律神経バランスを考慮に入れた逆子改善プログラムを行なっております。
お悩みの妊婦様はご相談くださいませ。
ご自宅や職場、宿泊施設などにも出張を行っております。ご自宅がNGな方は宿泊施設等をご選択くださいませ。
A.N様が経営されておられるご自身のサロンへの出張逆子鍼灸を行いました。
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