妊娠中のマタニティさんに意外と多いむずむず脚症候群。眠れない妊婦さんに。全身がムズムズしてしまうことも。
むずむず脚でお悩みの妊婦さんでこのようなことはございませんか?
- 夜眠ろうとすると足の不快感
- 寝ている時に足を動かしたくなる
- 腰回りの前後から足にかけてかゆみ
- 股関節、鼠蹊部、恥骨のあたりの不快感
- 脚の付け根の不快感とむずむず感
- 皮膚のぴりっとした痛み
- 皮膚を摘まれるような痛み
- じっとしているのが辛い
- 毎日夜眠れない
- 太ももや脚に虫が這っているような不快感
- 睡眠不足で鬱状態、心の疲れ、ストレス
- 腕や肩周り、お腹も何か違和感やコリ感
- 首やデコルテから胸部にかけてのコリ感
- 全身がムズムズするような感じ
上記のような不快感が夜寝る時に現れてくるのですから、不安だしとてもお辛いですよね?しかもよく眠れないことが起きて完全に睡眠障害になっていませんか?またむずむず感以外にも皮膚をつねられるような痛みや、ゾワゾワするような不快感も腕やデコルテ等にも出る方もおられます。どこに出るかわからないのがとても厄介です。
むずむず脚の特徴といえば「夜眠りにつくために横になると脚にとても強い不快感が出てくる」ということです。そしてじっとしていられないので足を動かしたくなります。また特徴として夜や朝方に起こりやすいことから「概日リズム」との関係性もが考えられています。ということは自律神経やストレス、脳疲労、肉体・精神疲労も原因として考えられるのです。
これらの特徴が挙げられます。これを「レストレスレッグス症候群」と呼ばれています
むずむず脚の原因は?なんで妊婦に?
はっきりとはまだ主たる原因は実はわかっていないのです。ただおそらくは脳内の神経伝達物質であるドパミンが関わっているのでは?ということと体内の鉄不足、が考えられています。
妊娠中はどうしても鉄不足になりがちで貧血も同時に起こりやすいことからむずむず脚が起こるとも考えられていて、特に妊娠後期は赤ちゃんが大きくなるに連れて赤ちゃんへの血液、鉄の供給が増えることで母体である妊婦さんの鉄分が足りなくなることから起こりやすいとも考えられています。
参考:https://breathe.ersjournals.com/content/18/2/220004
医師によるお医者さんでの主なむずむず脚の治療
鉄分が不足していることが考えられていますから鉄材の補充による治療が行われています。
それ以外ではあまり治療法は現在は無いようで、医師からも寝る前のマッサージ、ストレッチが進められているようです。また他にはビタミンD剤の服用をすすめられるようです。
でもこれらの医師からの処方、治療を受けてもなかなかよくならないのが現状のようです。ではなぜ改善しにくいのか?
むずむず脚は鉄分だけでではなく、妊娠中の体質や個々の妊婦さんのストレス具合、お体の姿勢や使い方、ストレス、自律神経も関わっています。
特にお辛い場所、気になる場所は以下の図のようになるかもしれません。
上記のように主に違和感が出てしまうのは膝下や足裏、股関節、鼠蹊部周りが多く出やすいようです。太ももの表側や裏側、内股、脚の付け根、恥骨まわりなど、どの部位に出るかは正確には分かりかねますが、これらの部位がむずむずな違和感が出やすい部位となります。足裏も酷く出やすいようです。
妊娠中は腰が反り気味になることが多く、また骨盤も開きますから脚の付け根の内側や外側に無意識に負荷をかけてしまっていることが多く、この部位にある鼠径靭帯の下を通る血管や神経を圧迫してむずむず感が出るとも考えられます。
事実、むずむず脚の妊婦さんのふくらはぎや太もも、脚の付け根、鼠蹊部周りは観察させていただくと「静脈瘤」が見受けられることが多くあります。
むずむむず脚の原因 静脈瘤
妊婦さんい限らずとも女性に多いこの静脈瘤とはなんでしょうか?
人の血管は動脈と静脈に分かれます。動脈が心臓から押し出され末端まで届く新鮮な血液で、静脈はその新鮮な血液を使い終わったいわば、汚れた血液。汚れているから心臓に戻してあげるのですが、うまく戻らず詰まってしまったり、逆流防止の弁がうまく作用しなくて止まってしまっている状態になる事も多くあります。
この静脈瘤は軽めのことが多いから、手術等まではいかなくても良いのですがだるさや痛みを発生させてしまう事もあります。
これは遺伝であることが多く、妊婦さんのお母様、お祖母様もなられていることが多くあります。ふくらはぎなどに「イトミミズ」のような赤い線のような状態があったり、紫色をしたいかにも詰まってます、というような色をした静脈、少し膨らみがあって怒張している静脈が体表からでもはっきりと観察ができます。
妊婦さんのむずむず脚の調整
妊婦さんへのむずむず脚の調整法はいくつかございます。それは
- マタニティオイルトリートメント
- マタニティ脚リフレ
- 鍼治療
- お灸治療
CASHELではこれらをご用意してむずむず脚の施術を行っております。
マタニティオイルトリートメント・脚リフレ・妊婦マッサージ
文字通り足裏やふくらはぎ、膝裏、太ももの内側、外側、付け根などを無香料、無添加、無着色の妊娠中の妊婦さんに安心して使用できるオイルにて適度な圧をかけてマッサージを行なっていきます。
この時にツボ押しやツボが属している経絡にそってマッサージを行うことが重要になります。できれば足裏からふくらはぎ、鼠蹊部まで止まることなく一気にマッサージを行うことが理想です。
またオイルを使用しながらや状態によっては伸ばしてあげるストレッチやツボ押しを所用した妊婦整体も同時に行うことがあります。さらに眠りを誘うヘッドスパや刺さない鍼のローラー鍼をしょようしたマッサージ調整で自律神経を整えます。
出張整体による妊婦整体のむずむず脚症候群の調整も受け付けております。
鍼治療
脚のツボや違和感がある場所、神経や筋肉に対して日本製の使い捨ての鍼を使用したマタニティ鍼治療を行っていきます。
基本的には髪の毛ほどの細い鍼を使用していきますので痛みはほぼありません。たまに痛いくらい強い鍼をご要望される妊婦さんもおられるのですが、そういった妊婦さんはすでに「鍼慣れ」されている妊婦さんですので、リクエストがない限り優しい鍼ですので、鍼治療が初めての妊婦さんにも安心して受けていただけます。
手では届かない深い部分にある筋肉等へ直接アプローチができるのは鍼だけです。ここに鍼の期待値が高まる理由があります。スポーツの現場でも今や鍼治療は世界的基準で期待がもたれている治療法です。
むずむず脚にお灸治療
むずむず脚は先ほど述べましたように原因がはっきりとはしていません。まだ完全に解明はされてはいないものです。ただ付随するお悩みとして「冷え」も確認されていますので、血流の停滞も一つの原因では無いか?とも言われています。先ほど述べました静脈瘤も関係しています。
このために血流を促進させて過緊張している神経や筋肉をほぐしていくことが望まれます。重荷はツボを使用してお灸をおこなっていきます。
- 背中の上の方の大杼
- 仙骨にある次髎(じりょう)
- うちくるぶしから指四本分上の懸鐘(けんしょう)
まずはこれらのツボをお灸を施していきますが、妊婦さんの睡眠不足の度合いや自律神経不良、ストレス、姿勢のゆがみ、猫背具合、首コリ具合、骨盤のゆがみやコリ具合によっては鼠蹊部やお腹、肘、手首、胸部へのお灸やマッサージが必要になってしまう事もございます。相談をしながら進めていきましょう。
あなたは脚のどこがお辛いですか?また脚以外にもムズムズだけではなく、お辛いことってあるのでは無いですか?
むずむむず脚は自律神経との関連も深く関与がある可能性が強いと冒頭で申しました。これらを考えるとストレスや仕事の頑張り過ぎ、日光浴の少なさ、食事の偏り、思い通りに行かなさすぎる日常、のしかかる負担、責任など妊娠している時にはホルモンの関連から今まで蓄積してきた心やお体の疲労が一気に出てしまう事もあるんです。
でもこの疲労に気がついていない妊婦さんがとても多いんです。だらこそきちんと心とお体、自律神経、女性ホルモンを考慮した全身へのマタニティマッサージが必要となります。
施術部位は多岐に渡ってしまうこともあります。また逆にポイントだけで十分な場合もあります。
これは妊婦さんお一人お一人のお体の状態や感受性、マッサージに対する許容などがありますので、ここだけやっておけば大丈夫!というものがありません。
ご相談をしながらより良い調整を構築していきます。
むずむず脚の施術料金とおすすめのコース
むずむず脚は実は多岐にわたる事も多いために、長めの施術コースをおすすめしております。当院からのおすすめは
マタニティコース120分(税込表示)
初回:12,000円
通常価格:16,000円
となっています。このコースにはお灸やマタニティオイルトリートメント、鍼、整体とお時間内でより良い施術法をご提案、ご相談しながら行うことができます。
90分コース
初回:8,990円
通常価格:12,000円
こちらのコースでもオイルマッサージを中心にしたり、お灸や鍼をメインにといったように完全オーダーメイドとなっております。
60分コース
初回5,990円
通常価格:8,000円
こちらのコースでもオーダーメドですがオイルマッサージと鍼灸を行う場合はお灸や鍼がポイント調整になります。
むずむず脚は根が深く、長めの調整がおすすめです。どのこーすがお分かりになりにくい場合はお電話、LINEからご相談くださいませ。
むずむず脚はお気軽にご相談くださいませ。
お電話
TEL 044-386-0828