武蔵小杉へ出張整体。 マタニティ整体の症例のご紹介


妊娠数週:33週

年齢:28歳

整体について:妊娠前から月に2回程度に受療

仕事:デスクワークが主


妊娠前から腰痛持ちだったそうで、整体や鍼灸には月二回程度受療されていたそうです。


いつも通われている鍼灸整体サロンには職場の近くで通えないということで、当院へご依頼がございました。


妊婦さんの腰痛の状態

ほぼぎっくり腰に近い状態で起き上がることもままならない状態です。


  1. 腰の下の方の痛み
  2. 臀部痛と足の痺れが少し
  3. 安静にしていればまだマシ


痺れが出ている時点で腰椎椎間板ヘルニアの疑いがありました。ただヘルニアのテスト法であるSLRというテスト法が痛みでできないために、テスト法は見送った次第です。

まずは整体から

痛みがある部位への調整は痛みが強いためにあまり触れられません。まずは膝裏のツボ、太ももの中央にあるツボへ指による「経絡反射術」調整法にて坐骨神経の興奮を鎮める調整を行っていきます。

また足首周りのツボへの調整と足裏の調整も行い、坐骨神経痛の痺れはまだ残るものの治る方向になりました。




患部への調整

足への調整で腰部の緊張が少しだけ治ったので、腰部への調整を行なっていきます。患部の熱感はない状態ですので、熱を帯びた炎症はありません。

熱を帯びた炎症がないことから筋肉の強い拘縮であると伺えるために、押圧刺激による「身体均整法の抑制法」という興奮を鎮めるための整体法を行います。

これは呼吸法と合わせて行うもので拘縮した筋肉の緊張を解き放つのに有効であることが多い調整法です。




患部以外の調整

骨盤が広がってお腹が大きい妊婦さんでも元々の姿勢、というベースがあります。その基本姿勢にのっとって、腰が痛む椎骨(腰の骨のことです)に関連している胸椎(背骨のことです)を調整して遠隔性の整体法を行います。

これによりまずは起き上がれるまでにはなんとかなりました。ここからはお灸と鍼を使用していきますが、お灸メインで行っていきます。




ぎっくり腰にお灸

ぎっくり腰と言われる腰痛はほとんどが炎症性が少ない過度な筋肉の緊張から起こります。過緊張してしまう理由は様々ですが、自律神経の調和が崩れたときに起こることも多く、ストレスや冷えといった女性にとってお悩みが多い事象が主な理由でもあることが多くございます。

またイメージ的な「重いものを持った時のぎっくり腰」よりも「朝起きたときに腰が重い、そして徐々に痛くなる腰痛」の方が多くあります。

こうしたことから腰痛、ぎっくり腰は患部を温め血流を促し、緊張をほぐす、とう概念が先決としてございます。これは整形外科医も冷やすより温めろ、と推奨するドクターが多いのです。




お灸

痛い箇所へのお灸とその傍らに鍼を打っていきます。また痺れがあるために臀部にある「中臀筋、梨状筋」への鍼を行います。臀部の鍼にはお灸を付ける「灸頭鍼」を施術いたしました。




臀部に鍼を行う理由

女性にとって臀部を出すことは抵抗が強く、受けたくないという意見も増えています。ですが痺れや腰部への負担をかけないようにするには強い筋肉である「臀筋」を調整するのが一般的なのです。

また痺れがの原因はヘルニアであれば腰椎にある神経の圧迫、ヘルニアでないのならば臀部にある梨状筋という筋肉の隙間を「坐骨神経」が走行しているために、調整を行なった方が良いといえます。

今回は梨状筋の間を縫って走行している坐骨神経調整目的で灸頭鍼を行いました。妊娠中でなければ鍼に微弱電流を流す「鍼パルス」が有効です。




調整後

これらの調整を行なってまずはなんとか立ち上がるまでにはなりました。ですが、まだ緊張は残っている状態ですので、一日開けてまた調整を行いました。




二日後の調整

だいぶ楽になられたご様子で歩けるまでには回復はしていましたが、奥の方でまだ痛みがあるということでまずはマタニティ整体から行います。


そして前回は行えなかったSLR テストは(-)でした。テスト法では陰性ですが、確実ではないので絶対にヘルニアではない、とは言い切れませんが、現時点ではほぼ大丈夫だと思います。


整体法も前回よりもストレッチを多めにできることからハムストリングス、臀部、足関節調整、膝調整。股関節調整、腸腰筋調整、大腿筋膜張筋調整などのストレッチ、マッサージ系調整を行なって腰部への負担軽減の整体を行います。


また仙骨に対する仙骨調整にも行い、痛み軽減調整を行います。腰痛は仙骨部位への優しい調整も効果が望める調整法です。


これでなんとか歩けるようにはなりましたが、ぶり返しも予想されるために定期的な調整をマタニティ整体、お灸と共に行なっていきます。


妊娠中の腰痛は比較的多いマイナートラブルです。骨に異常がない場合がほとんどではありますが、ヘルニアや分離症、すべり症など骨の病気であることも考慮に入れて行います。そして怖いことではありますが、お腹が原因で腰痛が起こることもあります。子宮等、婦人科系からの腰痛はマッサージや整体、鍼灸よりもすぐに病院です。



施術効果には個人差がありますことをご承知おきくださいませ。

お体の状態によっては施術をお断りさせていただくこともございます。腰痛があってお腹など婦人科系の症状、ご自覚、疑いがある場合はまずは最初に担当の医師にご相談の上ご連絡をお願いいたします。



武蔵小杉以外にも元住吉や新川崎、新百合ヶ丘などにも出張いたします。

また都内の目黒区自由が丘、渋谷区恵比寿、世田谷区二子玉川近隣へも出張いたしております。

腰痛で動けないとき、お出かけしにくい時はご連絡をお待ちしております。


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